蔵之谷村(読み)くらのたにむら

日本歴史地名大系 「蔵之谷村」の解説

蔵之谷村
くらのたにむら

[現在地名]東条町大畑おおはた

土沢つちさわ村の南、東条谷から美嚢みのう郡へ越す峠の鞍部にある。南は桃坂ももざか(現三木市)元禄郷帳に「古ハ土沢村」と肩書されて村名がみえるので、元禄(一六八八―一七〇四)以前に土沢村から分村したとみられる。高九九石余。分村以後の領主変遷は土沢村とほぼ同じだが、享保一九年(一七三四)の土岐頼稔知行目録(土岐家文書)には村名がみえない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android