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蔵俊 ぞうしゅん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

蔵俊 ぞうしゅん

1104-1180 平安時代後期の僧。
長治(ちょうじ)元年生まれ。法相(ほっそう)宗。興福寺の覚晴,良慶らにまなぶ。治承(じしょう)3年興福寺権(ごんの)別当となり,寺内菩提(ぼだい)谷に興善院をひらき,覚憲,信円ら多くの弟子を育成した。治承4年9月27日死去。77歳。のち僧正法印大和尚位を追贈された。大和(奈良県)出身。俗姓は巨勢(こせ)。号は教明房。著作に「因明論大疏(いんみょうろんだいしょ)」「法相宗章疏(しょうしょ)目録」など。

出典|講談社
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世界大百科事典内の蔵俊の言及

【誓願寺】より

…もと奈良にあって恵隠が創建し,三論宗を奉じていたが,奈良より山城相楽郡に移り,794年(延暦13)平安京遷都ののち山城の紀伊郡深草に移され,さらに元誓願寺町に転じたという(一説に,平安遷都に伴い山城国乙訓郡に移り,中世さらに上京一条小川に移転したともいう)。21代の住持蔵俊は法相宗を学んだが,浄土宗の祖法然の学解に触れて同調者となったと伝える。法然の弟子で西山派の祖証空の門下に入った深草真宗院の円空立信が当寺を兼帯してより西山深草派の本寺となり,その弟子顕意道教が誓願寺に住んでから念仏弘通の一大道場になったとされ,62代の光空看瑞まで,真宗院と兼帯する住持が多かった。…

※「蔵俊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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