蕭牆(読み)ショウショウ

デジタル大辞泉 「蕭牆」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しょう〔セウシヤウ〕【××牆】

君臣の会見する所に設けた囲い。転じて、内輪うちわ一族。また、国内
「禍既に―の中より出て」〈太平記・九〉

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精選版 日本国語大辞典 「蕭牆」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しょうセウシャウ【蕭牆】

  1. 〘 名詞 〙 かこい。かき。君臣の会見場所に設けたかこい。転じて、一家一族。みうち。また、家内。国内。
    1. [初出の実例]「蕭牆閑無事、豈敢畏顓臾」(出典本朝続文粋(1142‐55頃)一・西府作〈大江匡房〉)
    2. 「もし遠き慮なきときは、禍蕭牆(ショウショウ)の下より起らん」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)前)
    3. [その他の文献]〔論語‐季氏〕

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