蕭索(読み)ショウサク

デジタル大辞泉 「蕭索」の意味・読み・例文・類語

しょう‐さく〔セウ‐〕【×蕭索】

[ト・タル][文][形動タリ]もの寂しいさま。うらぶれた感じのするさま。蕭条
「その―とした踏切の柵の向うに」〈芥川蜜柑

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精選版 日本国語大辞典 「蕭索」の意味・読み・例文・類語

しょう‐さくセウ‥【蕭索】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ものさびしいさま。また、境遇のうらぶれたさま。蕭条。
    1. [初出の実例]「痛風景之蕭索、悲揺落之暮秋」(出典経国集(827)一・重陽節神泉苑賦秋可哀応制〈良岑安世〉)
    2. 「冬は蕭索(セウサク)たる寒谷に月を宿せる水を結びなんとして」(出典:源平盛衰記(14C前)一八)
    3. [その他の文献]〔王維‐奉寄韋太守陟詩〕

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