デジタル大辞泉 「蕭条」の意味・読み・例文・類語 しょう‐じょう〔セウデウ〕【×蕭条】 [ト・タル][文][形動タリ]ひっそりともの寂しいさま。「―たる十一月の浜辺には人影一つなく」〈長与・青銅の基督〉[類語]寂寥せきりょう・索漠さくばく・落莫らくばく・蕭然しょうぜん・蕭蕭しょうしょう・蕭殺しょうさつ・寥寥りょうりょう・寂しい・物寂しい・さみしい・心うら寂しい・心こころ寂しい・侘わびしい・人恋しい・孤愁・人懐かしい・物恋しい・小寂しい・哀感・寂寞せきばく・寂寞じゃくまく・徒然つれづれ・徒然とぜん・すがれる・うらぶれる・さびれる・しみじみ・たそがれ・萎靡いび・愁い・さむざむ・センチメンタル・落日・廃れる・心うら悲しい・しんみり・むせぶ・哀愁・悲愁・憂愁・物悲しい・衰勢・物哀れ・落ちぶれる・物思わしい・切ない・衰退・衰残・哀切・諦観・春愁・幽愁・秋風索漠・愁思・秋思・愁然・衰亡・孤独・盛者必衰・やるせない 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「蕭条」の意味・読み・例文・類語 しょう‐じょうセウデウ【蕭条】 〘 名詞 〙① ( 形動タリ ) ものさびしいこと。ひっそりしていること。また、そのさま。[初出の実例]「節候蕭条歳将レ闌、閨門静閑秋日寒」(出典:文華秀麗集(818)中・晩秋述懐〈姫大伴氏〉)「夜見たよりも一段、蕭条(セウデウ)たる海辺であった」(出典:鹿狩(1898)〈国木田独歩〉)[その他の文献]〔史記‐河渠書〕② ( ━する ) ものさびしくなること。生気をなくしてひっそりした様子になること。[初出の実例]「老菊衰蘭は霜に蕭条せり」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by