薄口(読み)ウスクチ

精選版 日本国語大辞典 「薄口」の意味・読み・例文・類語

うす‐くち【薄口】

  1. 〘 名詞 〙
  2. どびん、ちょこなどの、薄手に作ってあるもの。
  3. 吸い物や煮物などの料理の味が薄く付けてあるもの。
  4. 醤油の味や色が薄いこと。また、その醤油。
    1. [初出の実例]「薄口濃口の醤油などが」(出典:寄席風俗‐上方落語・芝居噺研究(1943)〈正岡容〉)
  5. 紙の比較的薄いものに対する呼び方。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android