薄雪姫(読み)うすゆきひめ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「薄雪姫」の解説

薄雪姫 うすゆきひめ

仮名草子薄雪物語」の主人公
清水(きよみず)寺参詣のおり,園部衛門にみそめられ,人妻の身でしのびあう仲となるが,やがて病死。衛門は悲嘆のあまり出家する。「薄雪物語」は慶長ころに書かれたとされ,中世の恋物語を題材往復書簡で構成されている。浄瑠璃(じょうるり),歌舞伎の題材にもなった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む