薄鬢(読み)ウスビン

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「薄鬢」の意味・読み・例文・類語

うす‐びん【薄鬢】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 毛が少なくなった鬢。
    1. [初出の実例]「三すぢほどある薄鬢(ウスビン)のあたま」(出典滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)八)
  3. 江戸時代、男の髪型一つ月代(さかやき)を広くそりあげ、鬢の内側までそって、外側だけを薄くそろえたもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android