薬をきちんと飲まない人

病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「薬をきちんと飲まない人」の解説

薬をきちんと飲まない人

 医師が処方した薬を、なんらかの理由で飲み残した人は、各種の調査を平均すると30~40%にのぼると報告されています。


 薬を飲み残す理由は、①病気が治ったと自己判断した、②仕事が忙しい、③食事をしなかったから、④医師・薬剤師の説明不足、⑤薬の種類が多い、⑥薬が飲みにくい、⑦年のせいで忘れる、⑧副作用があるからなど、様々でした。


 薬を指示通り飲まない(ノンコンプライアンスという)と、病気が再発・悪化したり、場合によっては有害なこともおこります。薬に疑問や不安があったり、飲みにくい薬や飲み方がむずかしい薬があったら、医師・薬剤師に相談して飲みやすい薬に代えてもらい、正しく服用するようにしてください。医師の指示を守ること(コンプライアンス)、それが回復への近道なのです。

出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報

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