薬剤による脱毛症(読み)やくざいによるだつもうしょう

家庭医学館 「薬剤による脱毛症」の解説

やくざいによるだつもうしょう【薬剤による脱毛症】

 ふつう、原因となる薬剤を使用して約10日でびまん性(全身)に脱毛がおこるものをいいます(毛髪と体毛の病気(「円形脱毛症」))。
 この脱毛は、薬剤を中止すると止まり、もとどおりになります。
 薬剤による脱毛症は、抗腫瘍剤(こうしゅようざい)(硫酸ビンクリスチンなど)、抗血液凝固薬(ヘパリンなど)、抗甲状腺薬(こうこうじょうせんやく)(チオウラシルなど)、ビタミンAの過剰使用などによりおこります。
 これらの薬剤の成分によって、毛母細胞分裂が急激に抑制されるためです。

出典 小学館家庭医学館について 情報

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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