ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チオウラシル」の意味・わかりやすい解説 チオウラシルthiouracil C4H4N2OS。抗甲状腺剤。甲状腺において,甲状腺ホルモン(チロキシン)の合成を阻害することにより作用を現す。消化管からすみやかに吸収され,代謝,排泄も速い。甲状腺機能亢進症の治療に用いられるが,白血球減少症,薬疹,発熱,リンパ節腫脹などの副作用がみられることもある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by