薬袋(読み)ヤクタイ

デジタル大辞泉 「薬袋」の意味・読み・例文・類語

やく‐たい【薬袋】

薬を入れる袋。薬嚢やくのう
鉄砲火薬を入れて携行する小さな瓶。〈日葡

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関連語 名詞 実例 出典

精選版 日本国語大辞典 「薬袋」の意味・読み・例文・類語

やく‐たい【薬袋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 薬を入れる袋。薬嚢(やくのう)
  3. 鉄砲の火薬を入れて携行する小さな瓶。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  4. 馬具一つ唐鞍飾馬出行の際に飼料を入れて持参する袋。〔伊呂波字類抄鎌倉)〕

くすり‐ぶくろ【薬袋】

  1. 〘 名詞 〙 薬を入れておく袋。薬種屋などでは、薬材を入れて天井などにさげておく。または、薬を煎じるための布袋
    1. [初出の実例]「又官長者きぬのいろごくのおび。さげさや。くすりぶくろさげたり」(出典:龍鳴抄(1133)上)

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