出行(読み)しゅっこう

精選版 日本国語大辞典 「出行」の意味・読み・例文・類語

しゅっ‐こう‥カウ【出行】

  1. 〘 名詞 〙 出ていくこと。しゅつぎょう。
    1. [初出の実例]「凡車駕出行〈謂。出幸於京外也〉兵衛衛士先按行」(出典令義解(833)宮衛)
    2. 「出行のほども、ひまなくつみきりて食せりける因縁にて」(出典:名語記(1275)九)
    3. [その他の文献]〔史記‐天官書〕

しゅつ‐ぎょう‥ギャウ【出行】

  1. 〘 名詞 〙しゅっこう(出行)〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「闇夜に出行(シュツギャウ)せし途中にて、何やらん足にさはりたるをふみたれば」(出典:仮名草子・身の鏡(1659)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「出行」の読み・字形・画数・意味

【出行】しゆつこう

出発

字通「出」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android