藍紙(読み)アイガミ

デジタル大辞泉 「藍紙」の意味・読み・例文・類語

あい‐がみ〔あゐ‐〕【藍紙】

青花紙あおばながみ
藍色に染めた紙。昔、写経写本などに用いた。あおがみ。あいし。

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精選版 日本国語大辞典 「藍紙」の意味・読み・例文・類語

あい‐がみあゐ‥【藍紙】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 露草の花の汁を和紙にしみこませたもの。友禅模様下絵を描くのに用いたり、絵の具としたり、古くは写経写本に用いたりした。うつしばな。紺紙(こんがみ)青紙青花紙。藍花紙。
  3. 藍染め仙花紙婦人の髷(まげ)飾りの型を作るのに用いる。藍花紙。

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百科事典マイペディア 「藍紙」の意味・わかりやすい解説

藍紙【あいがみ】

青花紙(あおばながみ)

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世界大百科事典(旧版)内の藍紙の言及

【青花紙】より

…藍紙(あいがみ)ともいう。ツユクサの花の絞り汁を典具帖(てんぐじよう)(良質のコウゾ繊維を原料として薄くすいた和紙)にしみ込ませたもの。…

※「藍紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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