藤ヶ瀬城跡
ふじがせじようあと
[現在地名]横田町横田
横田盆地を南方に一望できる高鍔山にある。仁多郡西部に地盤を築いて成長した三沢氏は、一五世紀半ば横田庄に進出を始め(永享一一年八月一〇日銘横田八幡宮棟札など)、永正六年(一五〇九)三沢為忠は高鍔山に山城を築き、居所を移した(「快円日記」・「大永古記録」岩屋寺文書)。北方は尾根続きで西と東に谷が入り、南は岩壁で斐伊川に落込んだ地形で、斐伊川は天然の堀として使用されていた。本郭を中心に二の郭・三の郭があり、馬乗馬場もある。三沢氏の居宅は南東麓の段丘上にあったとみられる。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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