藤原今子(読み)ふじわらの こんし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原今子」の解説

藤原今子(1) ふじわらの-こんし

?-? 平安時代前期の女官
藤原貞守の娘。文徳天皇後宮にはいり,惟恒(これつね)親王,礼子内親王,掲子内親王を生んだ。なお「帝王編年記」などには掲子内親王は紀静子所生としている。

藤原今子(2) ふじわらの-こんし

?-? 南北朝時代の女官。
四条隆郷の娘。後円融天皇につかえて典侍となり,従二位にすすんだ。道朝法親王を生む。帥(そちの)典侍,大典侍局などとよばれた。

藤原今子 ふじわらの-いまこ

⇒ふじわらの-こんし

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む