藤原伊衡(読み)ふじわらの これひら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原伊衡」の解説

藤原伊衡 ふじわらの-これひら

876-939* 平安時代中期の公卿(くぎょう),歌人
貞観(じょうがん)18年生まれ。藤原敏行の3男。母は多治弟梶の娘。延長8年正四位下にすすみ,承平(じょうへい)4年(934)参議,7年左兵衛督(さひょうえのかみ)をかねる。「後撰和歌集」以下勅撰集に11首がはいっている。歌舞にもすぐれ,内教坊別当となった。天慶(てんぎょう)元年12月17日死去。63歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む