藤原公衡(読み)ふじわらの きんひら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原公衡」の解説

藤原公衡 ふじわらの-きんひら

1158-1193 平安後期-鎌倉時代の公卿(くぎょう),歌人
保元(ほうげん)3年生まれ。徳大寺公能(きんよし)の4男。文治(ぶんじ)5年従三位,左近衛(さこんえの)中将となる。藤原定家親交があり,治承(じしょう)2年の別雷社歌合や文治2年の二見浦百首などに参加。歌は「千載和歌集」などの勅撰集に26首ある。家集に「三位中将公衡集」。建久4年2月21日死去。36歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android