デジタル大辞泉 「外院」の意味・読み・例文・類語 げ‐いん〔‐ヰン〕【外院】 1 中心部の外側の建物・区画。2 伊勢神宮の斎宮寮に勤務する職員の詰め所。3 仏語。兜率天とそつてんの、内院ないいんの外側。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「外院」の意味・読み・例文・類語 げ‐いん‥ヰン【外院】 [ 1 ] 伊勢神宮の斎宮寮の三院の一つ。舎人、蔵部など斎宮寮職員の詰所。[初出の実例]「外院 萱葺屋五六十宇。屋躰如二民屋一」(出典:新任弁官抄(1158‐59頃))[ 2 ] 中心部の外側の領域。[初出の実例]「外院有二内院東北二方一」(出典:新任弁官抄(1158‐59頃)) がい‐いんグヮイヰン【外院】 〘 名詞 〙① 斎宮寮の中にある舎人(とねり)などの詰所。げいん。② 三重円の弓の的の外側の円をいう。[初出の実例]「定二大射祿法一。〈略〉一箭中二外院一布廿端、中院二十五端、内院三十端」(出典:続日本紀‐慶雲三年(706)正月壬辰) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例