徳大寺公能(読み)とくだいじ きんよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「徳大寺公能」の解説

徳大寺公能 とくだいじ-きんよし

1115-1161 平安時代後期の公卿(くぎょう),歌人
永久3年生まれ。父は徳大寺(藤原)実能(さねよし)。母は葉室顕隆(あきたか)の娘。永暦(えいりゃく)元年右大臣となり,大炊御門(おおいみかどの)右大臣とよばれた。正二位。かつて同家につかえていた西行(さいぎょう)や,義兄藤原俊成(としなり)と歌の道で親交があった。歌は「詞花和歌集」などにある。永暦2年8月11日死去。47歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む