デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原師氏」の解説 藤原師氏 ふじわらの-もろうじ 913-970 平安時代中期の公卿(くぎょう),歌人。延喜(えんぎ)13年生まれ。藤原忠平の4男。母は源能有(よしあり)の娘。天慶(てんぎょう)7年(944)参議。のち正三位にすすみ,天禄(てんろく)元年大納言。官位昇進はおそく,兄弟の師輔,師尹(もろただ)にくらべて不遇だった。娘婿に多武峰(とうのみね)少将藤原高光。天禄元年7月14日死去。58歳。号は桃園,枇杷(びわ)。家集に「海人手古良(あまのてこら)集」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例