藤原有貞(読み)ふじわらの ありさだ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原有貞」の解説

藤原有貞 ふじわらの-ありさだ

827-873 平安時代前期の官吏
天長4年生まれ。南家藤原三守(みもり)の子。姉貞子が仁明(にんみょう)天皇女御(にょうご)だったため,幼少時から天皇に近侍。備中守(びっちゅうのかみ),近江権守(おうみのごんのかみ)などを歴任した。従四位下貞観(じょうがん)15年3月26日死去。47歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android