ウァレンチヌス(その他表記)Valentinus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウァレンチヌス」の意味・わかりやすい解説

ウァレンチヌス
Valentinus

[生]?. ローマ
[没]827.9. ローマ
ローマ出身の第100代教皇(在位 827.8.~9.)。教皇パスカリス1世(在位 817~824)のもとで助祭長(→助祭)となった。善良で敬虔な人物として敬愛され,827年8月に教皇に選出された。この教皇選挙に非聖職者である貴族が参加していたのは,フランク帝国(→神聖ローマ帝国,フランク王国)の共同皇帝ロタール1世との間で 824年に成立した,ローマ憲章 Constitutio Romanaのなかで義務づけられていたためである。登位 1ヵ月後に亡くなり,治世についてはほとんど知られていない。

ウァレンチヌス
Valentinus

2世紀頃のキリスト教の聖人。ローマでクラウディウス帝の時代に殉教したらしい。ウァレンチヌスの祝日 (2月 14日) はドイツでは運命の日。求愛の日 (セント・バレンタインズ・デー) とする国もあるが,彼とは無関係らしい。 (→バレンタインデー )

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