藤原武夫(読み)フジワラ タケオ

20世紀日本人名事典 「藤原武夫」の解説

藤原 武夫
フジワラ タケオ

昭和期の物理学者 広島大名誉教授



生年
明治30(1897)年11月5日

没年
昭和56(1981)年6月30日

出生地
広島県

学歴〔年〕
東大理学部〔大正13年〕卒

学位〔年〕
理学博士〔昭和5年〕

主な受賞名〔年〕
日本学士院賞〔昭和23年〕,本多記念賞〔昭和44年〕

経歴
東京電気に勤務。昭和1年欧米各国に出張。8年広島文理科大教授、24年理学部長、のち広島大理学部長。36年3月退官。以降防衛大、相模工大各教授、福山大副学長を歴任。23年『金属単結晶の製作、X線的研究』という世界初の研究で日本学士院賞を受けた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原武夫」の解説

藤原武夫 ふじわら-たけお

1897-1981 昭和時代の物理学者。
明治30年11月5日生まれ。昭和8年広島文理大(現広島大)教授となり,理学部長,微晶研究施設長などを歴任。退官後,防衛大学校などの教授をつとめた。金属結晶物理学の研究をすすめ,23年学士院賞。昭和56年6月30日死去。83歳。広島県出身。京都帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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