藤原玄明(読み)ふじわらのはるあき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「藤原玄明」の意味・わかりやすい解説

藤原玄明
ふじわらのはるあき

[生]?
[没]天慶3(940)
平安時代中期,常陸国豪族国司命令に従わなかったので,天慶2 (939) 年常陸介藤原惟幾 (これちか) が追捕しようとしたところ,下総国に逃れ,平将門に身を寄せた。同3年将門が討たれると,玄明も常陸で殺された。 (→承平・天慶の乱 )  

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