デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原範永」の解説 藤原範永 ふじわらの-のりなが ?-? 平安時代中期の官吏,歌人。長和5年(1016)蔵人(くろうど)となる。阿波(あわ),摂津などの国守を歴任,正四位下にいたる。和歌六人党のひとりで,藤原頼通の歌壇で活躍した。歌は「後拾遺和歌集」以下の勅撰集に30首がはいる。延久2年(1070)ごろ出家,津入道と号した。家集に「範永朝臣(あそん)集」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by