…鎌倉時代の日記。著者は藤原永経の娘経子。伏見天皇に内侍として仕えた。日記は1280年(弘安3)冬から,1292年(正応5)著者が病気で宮中を去るまでの間,後宇多天皇の譲位,伏見天皇の即位,大嘗会(だいじようえ)など宮中の主要行事の記録を主に,おりおりの行幸,賀茂祭,大原野祭その他の宮廷諸行事の見聞を記す。〈中務〉の呼称は父永経の官職中務大輔にちなむ。【今西 祐一郎】…
※「藤原経子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...