日本歴史地名大系 「藤塚町」の解説 藤塚町ふじづかちよう 香川県:高松市高松城下藤塚町[現在地名]高松市藤塚町・同一―三丁目・中野町(なかのちよう)田(た)町の南に位置し、もと香川郡中(なか)ノ村に属したが、天保元年(一八三〇)中ノ村から分離して藤塚町となった(政要録)。田町の南端南下馬にある番所・木戸を抜け、霊源寺(れいげんじ)堀から旅籠(はたご)町の南側を通って杣場(せんば)川へ流れる水路を渡ると当町北端にある徳善(とくぜん)寺に至る。天保一五年の城下図によると、東側の田地中に焔硝蔵・石清尾供僧領・生駒氏家臣宮脇越中守長定居館跡、西側に渋柿(しぶがき)地蔵がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報