藤壺女御(読み)ふじつぼのにょうご

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤壺女御」の解説

藤壺女御 ふじつぼのにょうご

?-1142 平安時代後期,鳥羽(とば)天皇女御
橘俊綱(たちばなの-としつな)の娘。保延(ほうえん)2年(1136)真誉(しんよ)を生んだ。康治(こうじ)元年死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の藤壺女御の言及

【飛香舎】より

…清涼殿の西の後涼殿,凝花舎とそれぞれ渡廊で結ばれる。五舎の中で天皇の居所の清涼殿に最も近いので,中宮や女御の居所とされ,有名な人物では藤原道長の女で一条天皇の女御の彰子(のちの上東門院)が居した例があり,彼女は藤壺女御と称された。818年(弘仁9)以降に造営されたと伝え,902年(延喜2)藤花の宴を催したという史料がその存在を確認できる早いものである。…

※「藤壺女御」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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