藤島林村(読み)ふじしまはやしむら

日本歴史地名大系 「藤島林村」の解説

藤島林村
ふじしまはやしむら

[現在地名]福井市藤島町・林町

勝山街道のやや北に位置し、中世の藤島庄の中心の地であったと思われる。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では「林之郷」(高三三六一・二八二石)に含まれると思われる。正保郷帳で藤島林村と記され、田方一千二二三石余・畠方三〇三石余。福井藩領。元禄郷帳以後は藤島村・林村・鍛冶町(かじまち)村に分村。現在も藤島と林の地籍は錯綜して境界は不分明である。鍛冶町村は刀工藤島友重の居住地と伝えられ、越前鍛冶系図によれば、友重は建武四年(一三三七)四九歳で藤島の地で死没し、近世初期には当村に鍛冶屋株が残っていたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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