藤木英雄(読み)フジキ ヒデオ

20世紀日本人名事典 「藤木英雄」の解説

藤木 英雄
フジキ ヒデオ

昭和期の刑法学者 東京大学法学部教授。



生年
昭和7(1932)年2月20日

没年
昭和52(1977)年7月9日

出生地
長野県松本市

学歴〔年〕
東京大学法学部〔昭和28年〕卒

学位〔年〕
法学博士

経歴
昭和28年東大助手、31年助教授、35年米国に留学、41年教授となり刑法担当。法制審議会委員を務め刑法、監獄法改正審議に当たり、また東大紛争では学生委員として解決に尽力した。著書に「刑法」「労働刑法」「公害犯罪」「行政刑法」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学位 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤木英雄」の解説

藤木英雄 ふじき-ひでお

1932-1977 昭和時代後期の刑法学者。
昭和7年2月20日生まれ。35年アメリカのコロンビア大に留学。41年東大教授。刑法の現代的課題,公害問題などに関心をもつ。法制審議会委員として刑法,監獄法の改正作業につくした。昭和52年7月9日死去。45歳。長野県出身。東大卒。著作に「刑法」「可罰的違法性理論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「藤木英雄」の解説

藤木 英雄 (ふじき ひでお)

生年月日:1932年2月20日
昭和時代の刑法学者。東京大学教授
1977年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android