藤村義朗（読み）フジムラ ヨシロウ

新訂 政治家人名事典 明治～昭和

藤村 義朗
フジムラ ヨシロウ

肩書

逓信相,貴院議員,国際電話社長,三井物産取締役,全国養蚕組合連合会会長

別名

幼名=狐狸馬

生年月日

明治3年12月4日

出生地

京都府

学歴

ケンブリッジ大学卒 セントジョンズ大学卒

経歴

明治42年家督を相続し男爵を襲爵。熊本済々黌教授を経て、明治27年三井鉱山に入社。30年欧米巡遊、31年三井物産に転じ、39年ロンドン支店勤務、42年帰国。本社人事課長、調査課長を経て、大正3年上海支店長、4年英国会社上海紡績有限公司専務を兼任、7年三井物産取締役となる。同年貴院議員、公正会に属し幹事をつとめる。歴代内閣批判で“カマキリ男爵”の異名をとる。9年大正日日新聞社長、10年全国養蚕組合連合会会長、13年清浦奎吾内閣の逓相。辞任後は東京瓦斯取締役、国際電話社長、蚕糸業界の役員などを務めた。著書に「東野選稿―藤村義朗遺稿」。

没年月日

昭和8年11月27日

家族

父=藤村 紫朗(男爵・貴院議員)

出典　日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典　明治～昭和」（2003年刊）

20世紀日本人名事典

藤村 義朗
フジムラ ヨシロウ

明治〜昭和期の実業家,政治家,男爵 逓信相;貴院議員;国際電話社長;三井物産取締役;全国養蚕組合連合会会長。

生年

明治3年12月4日(1871年)

没年

昭和8(1933)年11月27日

出生地

京都府

別名

幼名=狐狸馬

学歴〔年〕

ケンブリッジ大学卒,セントジョンズ大学卒

経歴

明治42年家督を相続し男爵を襲爵。熊本済々黌教授を経て、明治27年三井鉱山に入社。30年欧米巡遊、31年三井物産に転じ、39年ロンドン支店勤務、42年帰国。本社人事課長、調査課長を経て、大正3年上海支店長、4年英国会社上海紡績有限公司専務を兼任、7年三井物産取締役となる。同年貴院議員、公正会に属し幹事をつとめる。歴代内閣批判で“カマキリ男爵”の異名をとる。9年大正日日新聞社長、10年全国養蚕組合連合会会長、13年清浦奎吾内閣の逓相。辞任後は東京瓦斯取締役、国際電話社長、蚕糸業界の役員などを務めた。著書に「東野選稿―藤村義朗遺稿」。

出典　日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

藤村義朗 ふじむら-よしろう

1871^*－1933　明治-昭和時代前期の政治家,実業家。
明治3年12月4日生まれ。藤村紫朗の長男。三井鉱山から三井物産にうつり大正7年取締役。同年貴族院議員となり,13年清浦内閣逓信相。大正日日新聞社長,全国養蚕組合連合会長などもつとめた。昭和8年11月27日死去。64歳。京都出身。ケンブリッジ大卒。

出典　講談社

367日誕生日大事典

藤村 義朗 (ふじむら よしろう)

生年月日:1871年12月4日
明治時代-昭和時代の実業家;政治家。大正日日新聞社長;男爵
1933年没

出典　日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」