藪地島(読み)やぶちじま

日本歴史地名大系 「藪地島」の解説

藪地島
やぶちじま

勝連かつれん半島の先端近くの北海岸に位置し、面積が〇・六二平方キロの低島。与勝よかつ諸島のうちで、与那城町に属する無人島。北西―南東方向に約一・五キロの長軸を有し、最高標高は西端の四二・六メートル。地質的にはほぼ長軸方向に比高三〇メートルほどの断層崖が走り、その南側の高い部分が第四紀更新世の琉球石灰岩、北側の低い部分が海浜砂の沖積層からなる。最短で数十メートル離れた西方対岸屋慶名やけな港との間には一九八五年(昭和六〇年)に全長一九三メートルの藪地大やぶちおお橋が架された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android