藪蛇(読み)ヤブヘビ

デジタル大辞泉 「藪蛇」の意味・読み・例文・類語

やぶ‐へび【×藪蛇】

《「藪をつついて蛇を出す」から》よけいなことをして、かえって自分にとって悪い結果を招くこと。「文句がとんだ藪蛇になる」
[類語]自業自得身から出た錆自縄自縛付けが回る不要

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精選版 日本国語大辞典 「藪蛇」の意味・読み・例文・類語

やぶ‐へび【藪蛇】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「藪をつついて蛇を出す」から ) 余計なことをして、かえって災いを受けること。
    1. [初出の実例]「生中交渉するだけ却て藪蛇となりては馬鹿馬鹿しく存じ候」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉虚業家尺牘数則)

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ことわざを知る辞典 「藪蛇」の解説

藪蛇

「藪をつついて蛇を出す」の略。

[使用例] 下手なことを言い出せばかえって藪蛇だ[島崎藤村破戒|1906]

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