自縄自縛(読み)ジジョウジバク

精選版 日本国語大辞典 「自縄自縛」の意味・読み・例文・類語

じじょう‐じばく【自縄自縛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 自分の縄で自分を縛る意 ) 自分の心掛けや言動によって、自分自身が動きがとれなくなり苦しむこと。
    1. [初出の実例]「只過失の無いやうにとばかり、自縄自縛し過ぎて居る事抔(なぞ)を」(出典地獄の花(1902)〈永井荷風〉四)

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四字熟語を知る辞典 「自縄自縛」の解説

自縄自縛

自分の縄で自分を縛ること。自分の心掛けや言動によって、自分自身が動きがとれなくなり苦しむこと。

[活用] ―する。

[使用例] の中に陥れて、自縄自縛の苦い目にあわせているに違いない[有島武郎*或る女|1919]

[使用例] 癇癪を起こしたあげくの彼女一種の自縄自縛に陥るのであった[埴谷雄高*死霊|1946~48]

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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