蘆野屋麻績一(読み)あしのや おみいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「蘆野屋麻績一」の解説

蘆野屋麻績一 あしのや-おみいち

1803-1855 江戸時代後期の国学者,医師。
享和3年生まれ。幼時に失明して鍼(はり)医となり,検校(けんぎょう)。岸本由豆流(ゆずる)に国学,和歌をまなび,「源氏物語」に精通した。著作に幕府に献じた海防策「野芹(のぜり)」などがある。安政2年10月2日の大地震で死去。53歳。江戸出身。号は東洋(津)堂,阿斯能舎(あしのや)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む