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岸本由豆流 きしもと ゆずる

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美術人名辞典の解説

岸本由豆流

江戸後期の国学者・歌人。通称大隅、号は樫園・尚古考証園。国学を村田春海に学ぶ。考証・著作に専心した、蔵書三万といわれる典籍蒐集家。著書に『土佐日記考証』『万葉集攷証』がある。弘化3年(1846)歿、59才。

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デジタル大辞泉の解説

きしもと‐ゆずる〔‐ゆづる〕【岸本由豆流】

[1788~1846]江戸後期の国学者。江戸の人。通称、大隅。号は𣑊園(やまぶきその)。村田春海の門人で、古典の考証・注釈に努めた。著「土佐日記考証」「万葉集攷証」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

岸本由豆流 きしもと-ゆずる

1788-1846 江戸時代後期の国学者。
天明8年生まれ。幕府弓弦師(ゆみづるし)岸本讃岐(さぬき)の子,一説には養子。村田春海(はるみ)没後,門人にくわえられる。3万巻の蔵書をもちい,平安朝中世文学の文献学的な考証をおこなった。弘化(こうか)3年閏(うるう)5月17日死去。59歳。本姓は朝田。通称は大隅(たいぐ)。号は〓(“木へん”に「在」)園(やまぶきぞの)。名は別に弓弦。著作に「万葉集攷証」「土佐日記考証」など。

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世界大百科事典 第2版の解説

きしもとゆずる【岸本由豆流】

1789‐1846(寛政1‐弘化3)
江戸末期の国学者。伊勢国朝田村の出身。通称は讃岐。号は(やまぶき)園,尚古考証園。弓弦師岸田家を継ぎ江戸に住す。村田春海(はるみ)の門人として考証学に長ずる。また,典籍の収集家としても著名で,その蔵書は3万巻に及んだという。晩年は浅草聖天町に隠居し著作のかたわら狩谷棭斎市野迷庵村田了阿,北静盧らと親交を結んだ。著書に《万葉集考証》《土佐日記考証》《後撰和歌集標注》など。【南 啓治】

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大辞林 第三版の解説

きしもとゆずる【岸本由豆流】

1789~1846) 江戸後期の国学者。本姓、朝田氏。通称、大隅たいぐう。号は㑊やまぶきその。伊勢の人。村田春海に師事。歌人・蔵書家としても著名。著「万葉集考証」「土佐日記考証」など。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

岸本由豆流
きしもとゆずる

[生]寛政1(1789)
[没]弘化3(1846)
江戸時代後期の国学者,歌人。村田春海の弟子。主著『土佐日記考証』 (1819) ,『万葉集考証』 (28) ,『和泉式部家集標註』など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

岸本由豆流
きしもとゆずる
(1789―1846)

江戸後期の国学者。山東京伝作『江戸生艶気樺焼(えどうまれうわきのかばやき)』のモデルに擬せられている江戸・白銀(しろかね)町の幕府御弓弦(ゆみづる)師岸本讃岐(さぬき)(本姓朝田)の子。通称大隅。号は(やまぶきその)。村田春海(はるみ)の没後門人。『万葉集考証』(1828成立)、『土佐日記考証』(1818刊)、『鳴門中将物語考証』(1817刊)など多数の著書がある。1820年(文政3)玉川座の芝居の金主となり、評判になった。弘化(こうか)3年閏(うるう)5月17日没。58歳。墓は東京都練馬(ねりま)区練馬の林宗院に現存。稿本類は静嘉堂(せいかどう)文庫などに所蔵。[梅谷文夫]
『大川茂雄・南茂樹編『国学者伝記集成』(1904・大日本図書/復刻版・1967・名著刊行会)』

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