蘇す(読み)ソス

デジタル大辞泉 「蘇す」の意味・読み・例文・類語

そ・す【×蘇す/×甦す】

[動サ変]生き返る。よみがえる。
身体の死するは霊魂の去るなり、其―・するは霊魂の返るなり」〈田口日本開化小史

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蘇す」の意味・読み・例文・類語

そ‐・す【蘇・甦】

  1. 〘 自動詞 サ行変 〙 生き返る。よみがえる。
    1. [初出の実例]「今一度金崎へ向て、先度の恥を雪(きよ)城中の思を蘇(ソ)せしめんと、様々思案を回(めぐら)しけれども」(出典太平記(14C後)一八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android