虎尾(読み)とらのお

精選版 日本国語大辞典 「虎尾」の意味・読み・例文・類語

とら‐の‐お‥を【虎尾】

  1. 〘 名詞 〙
  2. とらのおざくら(虎尾桜)」の略。
    1. [初出の実例]「とらの尾や散共ふまじ花の庭〈道茂〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)二)
  3. 植物「おかとらのお(岡虎尾)」の異名。《 季語・夏 》 〔俳諧・毛吹草(1638)〕
  4. 植物「やまそてつ(山蘇鉄)」の異名。〔大和本草(1709)〕
  5. 植物「るりとらのお(瑠璃虎尾)」の異名。〔大和本草(1709)〕
  6. 植物「くがいそう(九蓋草)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
  7. 植物「てんなんしょう(天南星)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
  8. 植物「すぎらん(杉蘭)」の異名。〔物品識名(1809)〕
  9. 植物「いぬあわ(犬粟)」の異名。
  10. 植物「とらのおしだ(虎尾羊歯)」の異名。
  11. 海藻うみとらのお(海虎尾)」の異名。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「虎尾」の読み・字形・画数・意味

【虎尾】こび

虎の尾をふむような危険なこと。

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