精選版 日本国語大辞典 「虚無僧寺」の意味・読み・例文・類語 こむそう‐でら【虚無僧寺】 〘 名詞 〙 江戸時代に幕府の命を受けて虚無僧の取締りをした普化宗(ふけしゅう)の寺。関西では京都の明暗寺、関東では下総小金の一月寺、武蔵青梅の鈴法寺、下野宇都宮の松岩寺、下野上川の長福寺、上野高崎の慈上寺、奥州では花輪の武音寺をいう。[初出の実例]「こむそう寺(テラ)じゃないかいなサッサなむあみだぶつじゃへ」(出典:歌謡・端唄部類(1858‐65)春雨かへうた) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例