虚霊(読み)きょれい

精選版 日本国語大辞典 「虚霊」の意味・読み・例文・類語

きょ‐れい【虚霊】

  1. 〘 名詞 〙 天から享(う)けた徳の霊妙なこと。心の本体は空虚であっても、その知覚は霊妙であるということ。心霊
    1. [初出の実例]「釈氏は事を離れ心の虚霊なものみて事を離たがる故〈略〉独り心を死なす様にせねばならぬ」(出典:箚録(1706))
    2. [その他の文献]〔朱熹‐中庸章句序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「虚霊」の読み・字形・画数・意味

【虚霊】きよれい

心。心の霊妙なはたらき。〔朱子全書、道統、楊氏門人〕乃ち其の思慮未だ(きざ)さず、靈不昧、自ら以て其の氣象を見るり。

字通「虚」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む