コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

蚊相撲 カズモウ

3件 の用語解説(蚊相撲の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

かずもう〔かずまふ〕【蚊相撲】

狂言。大名が新参者を召し抱えるが、相撲を取るとそれが蚊の精とわかり、大うちわを持って対抗するが負かされてしまう。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

かずもう【蚊相撲】

狂言の一。大名が新参者と相撲を取って負けるが、相手が蚊の精であることを知り、大うちわであおいで面白がる。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

蚊相撲
かずもう

狂言の曲名。大名狂言。相撲が武士のたしなみであり、社交に欠かせなかった時代、大名(シテ)は相撲取りを抱えようと、太郎冠者(かじゃ)に命じて街道から相撲自慢を連れてこさせる。さっそく腕試しと相撲に及ぶが、大名は相手に触るか触らないかのうちに目をまわして倒れてしまう。相撲取りの出身地が江州守山、蚊の名所と聞いて蚊の精(嘘吹(うそふき)の面を使用)だと気づき、行司の太郎冠者に扇であおがせ、風にふらふらする蚊の精を打ち負かす。和泉(いずみ)流では、大名自身が大団扇(おおうちわ)であおぎ、おもしろがっているすきに逆に蚊の精に負かされ、その腹いせに太郎冠者を打ち倒す。相撲は、農耕神事からおこり、宮廷儀式の時代を経て、中世に入り尚武の手段となり、やがて大衆娯楽の側面をもつようになるが、その過渡期の断面を愉快に描く。[油谷光雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

蚊相撲の関連キーワード町絵師新参者仕官秀句傘主取り文相撲抱え者相撲取召抱える麒麟の翼/劇場版・新参者

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

蚊相撲の関連情報