蚕蛾(読み)カイコガ

デジタル大辞泉 「蚕蛾」の意味・読み・例文・類語

かいこ‐が〔かひこ‐〕【蚕×蛾】

鱗翅りんしカイコガ科のガ。全身白色で胴が太く、はねをもつが飛ぶことはできず、口も退化している。繭を作ってから20日余りで繭に穴をあけて出て、すぐ交尾に入り卵を産む。寿命は1週間ほど。蚕のちょう。さんが。 夏》

さん‐が【蚕×蛾】

かいこの羽化した成虫。かいこが。 夏》「―はや雌雄となるをかなしめり/節子」

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精選版 日本国語大辞典 「蚕蛾」の意味・読み・例文・類語

さん‐が【蚕蛾】

  1. 〘 名詞 〙(かいこ)のさなぎから羽化するガ。かいこが。かいこのちょう。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「一対となりたる蚕蛾(サンガ)(〈注〉カイコ)の如く、死すれとも相放さず」(出典:通俗赤縄奇縁(1761)一)

かいこ‐がかひこ‥【蚕蛾】

  1. 〘 名詞 〙かいこ(蚕)

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普及版 字通 「蚕蛾」の読み・字形・画数・意味

【蚕蛾】さんが

蚕の蛾。

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