蚩尤旗(読み)しゆうき

精選版 日本国語大辞典 「蚩尤旗」の意味・読み・例文・類語

しゆう‐きシイウ‥【蚩尤旗】

  1. 〘 名詞 〙 彗星一種。ほうき星の尾の先が曲がって旗のように見えるものをいう。古代中国では、世が乱れ、天子四方を征伐する前兆とされた。→蚩尤
    1. [初出の実例]「天有赤気、長一丈余、形如雞尾〈略〉謂之蚩尤旗兵之象也」(出典聖徳太子伝暦(917頃か)下)
    2. [その他の文献]〔史記‐天官書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android