蛍の光窓の雪(読み)ホタルノヒカリマドノユキ

デジタル大辞泉 「蛍の光窓の雪」の意味・読み・例文・類語

ほたるひかりまどゆき

《貧乏で油が買えず、車胤は蛍を集めてその光で読書をし、また、孫康は窓の雪明かりで勉強したという故事から》苦学すること。蛍雪けいせつ

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精選版 日本国語大辞典 「蛍の光窓の雪」の意味・読み・例文・類語

ほたる【蛍】 の 光(ひかり)(まど)の雪(ゆき)

  1. ( 家が貧しくて灯火用の油が買えないので、晉の車胤は蛍を集めてその光で書を読み、孫康は窓辺に降り積もった雪の明りで読書をしたという「晉書‐車胤伝」の故事から ) 苦労して勉学に励むこと。蛍雪(けいせつ)
    1. [初出の実例]「ほたるのひかりまどのゆき、書よむつき日かさねつつ」(出典:唱歌・蛍の光(1881))

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