蛤坂町(読み)はまぐりざかまち

日本歴史地名大系 「蛤坂町」の解説

蛤坂町
はまぐりざかまち

[現在地名]金沢野町のまち一丁目・寺町てらまち五丁目。

犀川の西側川縁に位置する地子町。野町一丁目の大橋詰の南に連なり、南西泉寺いずみてら町。町名は享保一八年(一七三三)の火災後、藩が町家を後退させ川岸を築いて道を開いたことを、蛤が焼けたのちに口を開くようすに掛けてよんだことによる(亀の尾の記)

浄土宗安慶山妙慶みようけい寺の門前の東西両側に元和元年(一六一五)一〇軒の家が建ち(東側門前・西側門前)、妙慶寺門前町として成立した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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