蛮力(読み)バンリョク

デジタル大辞泉 「蛮力」の意味・読み・例文・類語

ばん‐りょく【蛮力】

蛮勇の力。粗暴な勇気
向こう見ずに振るう腕力

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蛮力」の意味・読み・例文・類語

ばん‐りょく【蛮力】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 蛮勇の力。むやみに勇みたって出す力。
    1. [初出の実例]「若し此れがルウズヴェルトか星亨のやうな蛮力のある身体で」(出典:冷笑(1909‐10)〈永井荷風〉八)
  3. 腕力。ふつう、むちゃな腕力にいう。
    1. [初出の実例]「『古賀の蛮力(バンリョク)を知らないか』とばかり、二階からヅドンとばかり取って投げた」(出典:社会観察万年筆(1914)〈松崎天民〉蛮カラ列伝)

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普及版 字通 「蛮力」の読み・字形・画数・意味

【蛮力】ばんりよく

野蛮な力。

字通「蛮」の項目を見る

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