蝉茸(読み)セミタケ

デジタル大辞泉 「蝉茸」の意味・読み・例文・類語

せみ‐たけ【××茸】

オフィオコルジケプス科のキノコ地中ミンミンゼミのさなぎに寄生、春から夏、地上に出る。形は先がやや丸い棍棒状。冬虫夏草とうちゅうかそうの一。

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精選版 日本国語大辞典 「蝉茸」の意味・読み・例文・類語

せみ‐たけ【蝉茸】

  1. 〘 名詞 〙 子嚢菌類ニクザキン科のキノコ。日本、中国、インドなどに分布し、春から夏に樹の下に生える。地中にあるニイニイゼミのさなぎに寄生し、棍棒状の子実体を地上に直立して高さ五センチメートル内外となる。頭部はややふくらんで黄褐色、表面近くに多数の子嚢殻があり、それらの開口部が細点を密布したように見える。茎部は白色同属には不老長寿の霊薬といわれる中国産の冬虫夏草があるほか、日本特産の稀産種が五種ある。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「蝉茸」の解説

蝉茸 (セミタケ)

学名Cordyceps sobolifera
植物。バッカクキン科の子嚢菌類,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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