デジタル大辞泉 「みんみん蝉」の意味・読み・例文・類語 みんみん‐ぜみ【みんみん×蝉/蛁=蟟】 セミ科の昆虫。体長は翅はねの先まで6センチくらいで、体は黒色の地に緑色の紋があり、翅は透明。夏、樹幹に止まり大声でミィーンミンミンと鳴く。幼虫は地中で6年間過ごす。みんみん。《季 夏》 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「みんみん蝉」の意味・読み・例文・類語 みんみん‐ぜみ【みんみん蝉】 〘 名詞 〙 カメムシ(半翅)目セミ科の昆虫。大形のセミに属し、はねの端まで全長約六センチメートル。体は黒色で緑色の斑紋があり、はねは透明で黄緑色の翅脈が走る。七月中下旬頃発生し、雄はミーンミンミンと強い声で鳴く。日本全土に分布するが北海道には少なく、屈斜路湖畔の和琴は北限地として天然記念物に指定されている。国外では、朝鮮半島、中国に分布する。みんみん。蛁蟟。《 季語・夏 》[初出の実例]「当夏は蝉甚すけなし。今日、稀に聞く ミンミンセミ也」(出典:小津桂窓宛馬琴書簡‐天保四年(1833)七月一七日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例