融会(読み)ゆうかい

精選版 日本国語大辞典 「融会」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐かい‥クヮイ【融会】

  1. 〘 名詞 〙 とけて一つに集まること。とかして集めること。また、物事に通じさとること。了解すること。
    1. [初出の実例]「此点例を知らざれば、其篇章融会貫通し難し」(出典:蘭学階梯(1783)下)
    2. [その他の文献]〔隋煬帝‐重与智者請議書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「融会」の読み・字形・画数・意味

【融会】ゆうかい(くわい)

融合融化。清・馮桂〔重刻段氏説文解字注の序〕先生、形を以て經と爲し、聲を以て(ゐ)と爲し、解を以て經と爲し、群經傳を以てと爲し、融會貫碎す。

字通「融」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android